平成25年6月8日、江部診療所に6月1日に行った血液検査の結果を聞きに行ってきました。
血糖値 80mg/dl
HbA1c(NGSP) 5.4%
インスリン(IRI) 2.5μU/ml
という結果でした。
この結果を見ながら、江部先生がおっしゃるには、
「平成24年12月のインスリン検査では、13.4μU/mlで、今回は2.5μU/ml。
数値的には下がっているように見える。
これは、体重が減ったことにより肥満度が減り、それに伴いインスリン抵抗性が改善され、少量のインスリンでも効く体になった。
インスリン抵抗性が改善され理想的な体の状態になっている。」
と診断して頂きました。
言いかえれば、今までは肥満だったので、5倍のインスリンが必要だったという事です。
また、インスリン抵抗性に問題があると、癌、アルツハイマー、肥満などのリスクにつながるということも教えてもらいました。
インスリン抵抗性が理想的になってきたということですが、どういうことなのか?
「インスリン抵抗性」と「インスリン分泌能」を計算する式があったので、自分のデータをいれてみます。
★インスリン抵抗性(HOMA-R)
<HOMA-R=空腹時血糖値(mg/dL)×空腹時インスリン値(μU/mL)/405 >
1.6以下が正常、2.5以上は抵抗性あり。
平成24年12月
101(空腹時血糖値)×13.4(空腹時インスリン値)/405=3.34
平成25年6月1日
80(空腹時血糖値)×2.5(空腹時インスリン値)/405=0.49
平成24年12月では3.34でインスリン抵抗性がありました。
平成25年6月では0.49になっています。
1.6以下は正常とのことです。インスリン抵抗性は正常範囲に収まっています。
★インスリン分泌能(HOMA-β)
<HOMA-β=360×空腹時インスリン値(μU/mL)/(空腹時血糖値(mg/dL)-63)>
※ 空腹時血糖値130mg以下なら信頼度高い。
正常値:40-60
平成24年12月
360×13.4(空腹時インスリン値)/101(空腹時血糖値)−63=126.9
平成25年6月1日
360×2.5(空腹時インスリン値)/80(空腹時血糖値)−63=52.9
平成24年12月では、126.9でした。
インスリン抵抗性(インスリンの効きにくい体、肥満)もあったので、インスリンは出過ぎでした。
相当、すい臓に負担をかけていたのではないかと思います。
平成25年6月1日では52.9です。
インスリン抵抗性が改善され、インスリン分泌能も適性範囲に収まるようになりました。
少しのインスリンでも効く体になったということです。
インスリンは体にとって必要なものですが、あまり出過ぎますと、癌、アルツハイマー、肥満の原因になります。
糖質制限食を実行すれば、数値の改善に期待がもてるそうです。
理想的な体とは、体重が減り、インスリンが効きやすい体になって、その上で適性な量のインスリンが出るようになってきたということでしょうか
また、江部先生に平成24年6月4日に150gのご飯を食べるという人体実験結果をお伝えしましたところ、
ご飯を150g(糖質約55g)食べてみて血糖値がどのように変化するかを見る人体実験です。
結果は、
平成25年6月4日
○空腹時血糖値 89mg/dl
○1時間後血糖値 133mg/dl
○2時間後血糖値 99mg/dl
でした。この結果を聞いていただきました所、
「糖尿病完治!」と江部先生から嬉しいお言葉を頂きました。
これは嬉しかったです。
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