平成24年3月5日の午前に地元の総合病院にて健康診断を受けました。
血液検査については、午後から教えてくれるということで、体の動かない僕に代わって、妻が病院に聞きにいってくれました。
30分から1時間くらいたった頃でしょうか、病院に行っているはずの妻より電話がありました。電話に出ますと、
妻 「お医者さんがすぐに来いと言ってるよ」
もっち 「なんで?」
妻 「糖尿だって」
もっち 「え!糖尿!?」
覚悟はしていたつもりですが、糖尿と聞いて半分は安心したのも事実です。
安心した理由は、悪い病気でなくてよかったという意味です。
糖尿って治るんでしょ・・・
糖尿って死なないんでしょ・・・
などと考えていました。
で、あとの半分は、39歳で糖尿に罹ったという恥ずかしさでした。
糖尿って年配の人がなる病気なんでしょ・・・
糖尿になったら、食べたい物も飲みたい物も我慢して、摂生しないといけないのかな・・・
いろんなことが頭を駆け巡りましたが、とにかく病院に行きます。
車で行きました。眼もあまり見えない中、運転もままならない状態で、どうやって病院にたどり着いたのか覚えていません。
後日談ですが、病院に行っている妻に、お医者さんが、おそらくは検査結果を見ながらだとは思いますが、
「ご主人さん、こんな体の状態で、一人で病院に来ることが出来るのですか?」
と聞かれたそうです。今更ながら、僕の体の具合は、救急車を呼ぶようなレベルだったのでしょうか?
やっとのことで病院ついた僕は、待合席で待っている時には、もう意識が朦朧とし、疲れて体がグッタリした状態でした。
僕の名前が呼ばれました。僕と妻で診察室に入ります。
優しそうな男性のお医者さんが、
医者 「体調が悪い原因は、糖尿病です。非常に状態が悪いのですぐに入院してもらいます」
ということでした。
もっち 「体の具合は悪いけど、いきなり入院って・・・」
というようなことをボソボソと呟いていたように思います。
僕を病室まで運ぶ為の車椅子が準備される中、お医者さんに質問をしました。
もっち 「ところで先生、糖尿病って完治するんですか?」
医者 「完治しません」
もっち 「え!完治せえへんの!?」
完治しないという言葉大変ショックを受けました。
ショックを受けましたが、僕は意識が朦朧とし何も考えることができませんでした。
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