病状は最悪で、こん睡状態の一歩手前までいきました。文字通り死にかけました。
すぐに薬物療法を開始しました。
具体的には、平成24年3月5日から、インスリン注射を毎日4回打っておりました。
「インスリン注射は一生打たないといけないよ」
と病院の関係者から言われていましたが、幸運にも、インスリン無しで血糖コントロールが出来る食事、糖質制限食に出会い、独断で実行した結果、
平成24年3月5日 インスリン注射 1日4回 (朝食前、昼食前、夕食前、寝る前)
平成24年5月3日 インスリン注射 1日1回 (寝る前のみ)
平成24年6月3日 インスリン注射 無し
一生打ち続けないといけないと言われたインスリン注射から、わずか3か月で離脱できたことについて、当時の主治医は大変驚いていました。
過去のブログ「インスリンからの離脱」
インスリン注射から離脱しようと思った理由はいくつかあります。その一つは、
インスリンが効きすぎて、意識朦朧になり交通事故をおこすかもしれない
という恐怖が常にありました。
交通事故のニュースを見るたびに、
「これは低血糖が原因ではないのか?」
と考えれば考えるほど、車の運転が怖くなりました。
平成24年4月頃は、京都で大変な交通事故が立て続けにありましたので、早めにインスリン注射から離脱しないといけないと強く感じたのです。
東京新聞webに、
「糖尿病 薬頼り過ぎ注意 低血糖になりやすく危険」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/health/CK2014072202000170.htmlという記事がありました。
これが、僕が一番恐れていたことです。
インスリン注射を打たなくても血糖コントロールは可能です。
低血糖による事故、それによって多くの人が不幸になります。
インスリン注射に頼らない食事方法が、当たり前になってほしいと思います。