江部診療所では血液検査の結果は1週間後になります。
6月1日検査 → 6月8日検査の結果を聞きに行く
このような流れです。
検査内容は、血糖値、HbA1c、血中インスリン検査(IRI)です。
血中インスリン検査とは?
血液中のインスリン量の変動をみて、インスリンの分泌能力を調べる血液の検査です。
健康な人の場合、ブドウ糖液を飲むと血糖値が上がりますが、すぐにすい臓からインスリンが分泌されて、血液中のインスリン値が上がります。すると、血糖値が下がり、それにあわせて血中インスリン値も下がっていきます。
糖尿病になると、血糖値に応じて血中インスリン値の上がり方が遅くなったり、十分に上がらないなど、インスリン反応が低下します。
空腹時やブドウ糖液を飲んだ後に測ります。
空腹時の基準値は3~15μU/mLとなります。
このような検査を受けました。
ちなみに、この血中インスリン検査を受けるのは2回目です。
前回は、インスリン抵抗性の改善、肥満の改善 このような結果になりました。
平成24年12月1日の血液検査の結果
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IRI-前 13.4μu/ml (参考基準値 3~15)
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この検査の後に、
「肥満により、インスリン抵抗性が悪くなっている。インスリンの効きにくい体になっている。インスリンをたくさん出さないと効かない体になっている。
体重を減らせば、インスリン抵抗性も改善する」
と指導して頂きました。
さて今回はどうなりますでしょうか?
ただ、検査結果を待つのもアレなので、6月4日にいつもの人体実験をしました。
それは、ご飯を150g(糖質約55g)食べてみて血糖値がどのように変化するかを見る人体実験です。
結果は、
それは、ご飯を150g(糖質約55g)食べてみて血糖値がどのように変化するかを見る人体実験です。
結果は、
平成25年6月4日
○空腹時血糖値 89mg/dl
○1時間後血糖値 133mg/dl
○2時間後血糖値 99mg/dl
となりました。なんだか良さそうな値です。
64kgの2型糖尿病患者さんでは、1gの糖質が3mg\dlの血糖値を上げる
と教えてもらっていますので、単純計算すると、
89mg/dl(空腹時血糖値)+165mg/dl(55g×3)=254mg/dl
になりますが、結果は、133mg/dlでした。食後2時間後は100mg/dlを切っています。
すい臓のインスリン分泌機能が回復してるんでしょうか?
久しぶりに食べた白米は・・・美味しかったです(笑)