2014年2月4日火曜日

入院して以来、一番低い血糖値。改めて糖質制限食の威力はスゴイ!

平成24年3月5日に糖尿病で緊急入院をしました。

3月7日の昼食前の血糖値は402mg/dlありました。

平成24年3月16日の血糖値測定の結果
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3月16日の血糖値測定の結果

朝食前 105mg/dl
昼食前 73mg/dl
夕食前 130mg/dl
寝る前 125mg/dl
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糖質制限を始めて以来、朝食前関しては一番低い血糖値になりました。

退院間近ですが、糖尿病合併症、糖尿病食事療法について疑問が出てきました。

糖尿病性網膜症を発症して失明される方は年間3000人。

糖尿病性神経障害で足を切断される方は年間3000人。

糖尿病性腎症を発症して人工透析をされる方は年間16000人。

いらっしゃるという事です。
最初に、この話を聞いたときに、

糖尿病を患っているにも関わらず、なんと不摂生な人が多いのだろう」

と思ったんです。
血糖値が高くても痛くもかゆくもありませんので、
「喉元すぎれば熱さを忘れる」

ということでもないのでしょうけど、ついつい甘えが出てしまうのかなぁっと考えていました。
また、血糖値が安定せずに、何度も糖尿病教育入院をされる方もいるという事も聞きましたし・・・

しかし、入院中に独断で糖質制限食を導入して1週間ほどですが、血糖値がスーっと下がり安定するという効果を目の当たりにして強く思ったことは、医者も栄養士も糖尿病患者も、

「1gの糖質が3mg/dlの血糖値を上げる

「糖質のみが血糖値を上げる」

という生理学的事実を知らないかぎり、合併症を防げるはずはないのではないか?

糖尿病の合併症を発症される方は、患者さんの不摂生では無く、むしろ医者や栄養士の言いつけを真面目にきちんと守り、ご家族の協力によって真面目にカロリー制限食を実行している人ほど、合併症にかかりやすいのではないか?っと思うようになりました。
これは僕の思い込みや想像であって欲しいです。
何故ならば、真面目にきちんとカロリー制限食に取り組んでいる人ほど、糖尿病が悪化するということは大きな問題だと思うからです。

僕は幸運にも入院3日目で、
「糖質制限食」
という言葉と、
「1gの糖質が3mg/dlの血糖値を上げる

「糖質のみが血糖値を上げる」
という生理学的事実を知りました。

退院した平成24年3月17日から、このブログを書いている平成26年2月4日現在、大勢の糖尿患者さんとお話する機会がありました。
糖尿病を患って10年、20年も大勢いらっしゃいました。
僕の糖尿病闘病生活をお話します。糖質制限食についてのお話、僕の血糖値の推移を真剣にお話しますが、未だかつて、
「1gの糖質が3mg/dlの血糖値を上げる」
「糖質のみが血糖値を上げる」
という生理学的事実をご存じの方は皆無でした・・・


これは大きな問題だろうと思っています。

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