2014年2月3日月曜日

入院中の栄養指導について

平成24年3月5日に、糖尿病で緊急入院をしました。

3月7日の昼食前の血糖値は、402mg/dlありました。

平成24年3月15日の血糖値測定の結果
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3月15日の血糖値測定の結果

朝食前 123mg/dl
昼食前  95mg/dl
夕食前 113mg/dl
寝る前 126mg/dl
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
という結果でした。
朝が高いですが、全体的に落ち着いてきましたね。

そうそう、話は前後しますが、3月14日には地元の病院の栄養士による栄養指導がありました。
実際に、食事を作る人対象です。
妻、母親、そして僕が参加をしました。
病院の調理室の横にある部屋で、食品サンプルを使って行われました。

ただ、この栄養指導の前にはちょっとした打ち合わせが必要でした。
僕自身、糖質制限食を内緒で実行していて、効果が出ています。
また、家族には、江部康二医師の著書「糖質を抜けば糖尿病はよくなる」を読んでもらっています。
糖尿病の食事療法は、全国の病院で行われているカロリー制限食ではなく、江部康二医師の推奨する糖質制限食が最も効果的であるということを理解してもらっています。

実際には、外出許可をもらって実家に帰宅した時には、家族には糖質制限食を作ってもらっていますので、ある程度のことは理解ができています。
「糖質のみが血糖値を上げる

「1gの糖質が3mg/dlの血糖値を上げる

という生理学的事実も知っています。
今更、栄養指導、カロリー指導なんてものは必要ありませんが、これも円満退院するためです。

ただ、地元の病院の栄養指導前に家族と打ち合わせをします。
  1. 糖質制限の事は絶対に言わない。
  2. 当たり障りのない質問をして積極性を見せる事。
  3. カロリー計算についての質問を2つ3つする事。
シンプルにこの3点だけを取り決めます(笑)

栄養指導は無事に終わりましたが。2つ気になった事もありました。

1つ目は、
「糖質のみが血糖値を上げる。

「1gの糖質が3mg/dlの血糖値をあげる」

といった話は全く出てこなかったということです。
これでは、150gのご飯を食べただけで、血糖値が165mg/dlも上がってしまいます。
合併症まっしぐらです。
実際に栄養指導を受けて感じた事は、なんのための栄養指導なのか?という疑問が出てきました。

2つ目は、栄養士さん曰く、
「うどんは血糖値を上げる」
という事をお話されました。
栄養士さんはうどんが血糖値を上げるという事が分かっているんです。だったら、うどんは食べないようにしましょう!という指導の方がいいんじゃないでしょうか?
 
地元の病院による栄養指導が終わりましたが、上記の2点について少し暗い気持ちになってしまいました。
何故なら、地元の病院には、糖尿病で入院しておられる方が何人かいらっしゃったように思います。
僕は、独学で「糖質のみが血糖値を上げる」という事を知りましたが、ついに入院した地元の病院の栄養指導では、この事を教えてもらえませんでした。
病院で教わらないとすると、いったい誰がこの生理学的事実を患者さんに伝えるのでしょうか?
栄養士さんも大変熱心な方でしたが、この間違った栄養指導をこれからも続けていくのでしょうか?
カロリー制限食を真面目に行う人ほど、血糖値が上がってしまい、合併症で苦しまれるのでしょうか?

こういった事を想像しますと暗い気持ちになり恐ろしくなってきました。

0 件のコメント:

コメントを投稿

お知らせ

テラマイシン軟膏