2014年1月20日月曜日

あるブログとの運命的な出会い!糖質制限食との運命的な出会い!

糖尿病とは?

☆絶対に完治しない。
☆一生、インスリン注射をしなければならない。
☆一生、病院に通院しなければならない。
☆上記のことをしっかりと心におさめて治療しないと糖尿病の合併症を引き起こします。

上記のようなことを病院で勉強しました。

糖尿病とは、完治しませんので一生付き合っていく病気です。
食事前にインスリン注射を行い、カロリー制限食を食べるという事が治療の基本です。
焦っても血糖値が下がるわけではない。気長に焦らずが基本。

しかしこんなことはわかっているつもりですが、入院当時の僕の気持ちは何とかして血糖値を下げて、早く退院しなければならないと、藁にもすがる思いでした。平成24年3月8日、病室のベットに横になりながら、スマートフォンを片手に、糖尿病について調べます。具体的に調べる事は、

どうすれば血糖値が下がるのか?

何が血糖値を上げているのか?

この2点です。

この2点については、地元の総合病院の主治医、看護師、栄養士、病院関係者から明確な答えをもらうことはありませんでした。

日本糖尿病学会のサイト、医科大学のサイト、医科大学教授のサイト、糖尿病の権威のサイト・・・糖尿病の有名な医者のサイトを見ましたが、明確な答えは出ません。

検索範囲を個人のブログ、サイトまで広げます。
糖尿病を患っている方の闘病記のブログをたくさん拝見しました。
中には、
積極的に運動療法を取り入れて血糖値をコントロールされている方、
血糖値を下げる食材を積極的に食べて結果を出されている方、
テレビ番組で取り上げられたという糖尿病の治療方法を実践されている方、
糖尿病に効くサプリメントを購入して血糖値を下げている方、
ちょっと怪しい方法で血糖値を下げている方、
精神統一して血糖値を下げている方、
中には、胡散臭いものもありますが、糖尿病の治療については多種多様ですし、それぞれがいろんな方法論や独自の理論に基づいて実践し、結果を出されているなぁっと感じました。

糖尿病が良くなっている方だけではなく、残念ながら、糖尿病の合併症を発症して、大変な闘病生活を送っている方のブログも拝見しましたが、思わず感情移入してしまい泣けてくることもありました。こんな調子で、1日中スマートフォンで大勢の糖尿病患者さんのブログやコラムを調べていきましたが、その中に1つだけ気になったブログがありました。

糖尿病を患っておられる松田 虔さんという方の

「糖尿病の新しい食事療法は【糖質制限食】へ!(インスリン離脱/私の実践記録)
http://bit.ly/VJnzbU

というブログです。今までにない、全く新しい糖尿病の食事療法を実践して、糖尿病が良くなったということです。そのブログで、「糖質制限食」
という言葉と、「体重64kgの2型糖尿病患者において、1gの糖質が3mg/dlの血糖値を上げる」

「糖質のみが血糖値を上げる」

という生理学的事実を知りました。どういうことかと申しますと、150g(252カロリー)のご飯の中には約55gの糖質が含まれています。糖尿病患者が150gのご飯を食べますと55g×3=165mg/dlの血糖値が上がります。
200g
のステーキは約1000カロリーですが、糖質はほとんど含まれていません。糖質を含まないものを食べても血糖値は上がらない。

つまり糖尿病食事療法とは、カロリーを制限するのではなく、糖質を制限する事が大切だと。

また血糖値が180mg/dlを超えると合併症のリスクが高まるとのこと。

ブログに出てくる数値がいちいち具体的です。この「糖質制限食」と「体重64kgの2型糖尿病患者において、1gの糖質が3mg/dlの血糖値を上げるという生理学的事実」を知った時、雷に打たれたように全身に電流が走りました

もう病院の消灯時間を過ぎていましたが、静かな病室の中で、

「血糖値が下がらない理由はこれか!血糖値を上げている犯人はこれか!」

と叫びそうになりました。

なんのことはない!!!
血糖値が下がらない理由は、病院で糖尿病治療のために食べている240gのご飯だったのですよ!!!入院中に僕は、毎食240gのご飯を食べていたのです。約3分の1が糖質とすると240gのご飯の中には約80gの糖質が含まれているということです。僕は毎食後、80g×3=240mg/dlの血糖値を上げていたのかもしれなかったからです。

目の前にあった見えない壁が壊れていく感覚。
いや!今までは壁があることにさえ気づかなかったんですよ!
新しい世界が開けていく感覚。

今までの僕は医者の言いなりでした。
治療の方針もすべてです。

「自分の命は自分で守るということ」を放棄していたんですよ。

大げさだなぁっと思われるでしょうが、入院中の僕にとってみれば、「糖質制限食」とは、まさに希望の光だったんです。

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